モンドクラフトを作る上で最も重要な「4つのこだわり」

「甘い!美味しい!」と言っていただけるトマトを作り続けるために、豊富な水や寒暖差などその地域を活かした栽培を行っています。


「井戸水」


通常、農業に使用する水は、農場用水路から水を汲み上げ作物へと使用するかが多いですが水路の水は、泥や砂、または別な圃場で使われた除草剤や農薬がいつ流れて混んでくるか不明なため、綺麗な水を求め井戸を掘りました。

地下55メートルの水脈から湧き出る水は、「無色透明」少しの濁りもなく井戸からは、毎分20L、1日で2800Lの水が自然と湧き出ています。そんな井戸水の温度は、年間一定の14℃。

夏は火照った体を冷やすのに最適な冷たさ。冬は外気温との差で湯気が出てほっこり温い。

この綺麗な水をトマト栽培に使用することにより、トマトの安全性と、美味しさを保つ基礎が作り上げられます。


「隔離栽培」


モンドトマトファームでは、「隔離栽培」を用いてトマトを栽培しています。

隔離栽培とは、袋にトマトの栽培に適した土等の材料を配合した、「培地(植える所)」を使い、地面と根の張る領域を「隔離」する栽培方法です。

この栽培を用いることにより、袋の中だけの水分と養分しか吸収できなくなり、「糖度の高いトマトの生産に必要」な生育をコントロールすることができます。


「日射比例式自動潅水システム」


トマトには陽の光が必要不可欠です。このシステムは、陽の光を感知し、光の強さに応じて、自動で潅水、データの取得ができるシステムになります。

システムを使用することで甘いモンドトマトを作るために必要な水分量と肥料量を「オリジナル」で設定することができ「モンドトマトファームのトマトの味」を表現できるようになりました。

またシステムを使用した「データ」と僕達が長年かけ習得した「感覚的知識」の融合により。さらに良いトマトが届けられるようになっています。



「昼夜の寒暖差」


春先のトマトが甘くなるのは、ここ栗原一迫の自然が作り出す寒暖差。


モンドトマトファームでは、「昼間の温度25℃」「夜間の温度8℃」に設定。昼間は光合成によりたっぷりと養分糖分を作っってもらい、夜間はハウス内温度をトマトが枯れないギリギリの温度に設定することでトマトの成長を極限まで抑えて、「トマトの甘さ」を引き出しています!


もう少し詳しく説明すると


野菜には、よく育つ適正温度があり、光合成で合成した養分を昼夜問わず消費しながら成長しています。ですが適正温度より下がるにつれ、養分の消費が穏やかになり成長が抑えられゆっくり育つ事になります。

昼間のトマトは、太陽の光から光合成をし養分を合成。温度等に応じで合成した養分を成長するために消費しながら過ごします。

夜間は太陽の光がないので光合成はせず、昼間合成した養分を消費し成長します。ですが適正を下回った温度では養分消費がゆっくりになり、夜間に使い切れず残った養分は、「トマトの甘さ」へと変わるということです。


この寒暖差を利用できる地域がここ

「栗原一迫」です。