トマト栽培|皮だけ残すハクビシン被害《3つの対策で畑を守る》
野菜(農作物)を畑やハウスで栽培していて、そろそろ収獲が近いな!とウキウキして畑に行くと『何かの獣に食べられていた』跡がある経験は、ありませんか?トマトの皮だけ残して食べられていたり、かじられてたり。もしかして【ハクビシン】の仕業差もしれません。
今回は、実際に僕が経験した、【ハクビシン被害】の状況と対策をお伝えいたします。皆さんの家庭菜園などで被害が出ないように、何らかの役に立てばいいなと思っています。
それでは早速本題に入りましょう!
トマトのハクビシン被害ってどんなの?
ハクビシンは、果実ものが大好き。家庭菜園や畑では、トマト栽培をしている方が多く、被害も多いと思います。僕のハウスにも先日、【ハクビシン様】がいらっしゃってなんと!!!!
ミニトマトが約200個ほど盗み食いされておりました(泣)。朝からテンションがガッツリ下がりました。そしてハクビシンによるトマト被害によくあるのが
皮だけ残すして立ち去る
写真のような感じで、トマトの樹の下辺りに、きれいに皮だけ残してあった場合それは、間違いなく【ハクビシン様】のお通りになったあとでございます。
そしてなんと、ハクビシンのトマト被害でショッキングなことは、
熟したトマトだけ食う
なんとも人間が収獲したかのように、ちょうど出荷できる熟度のトマトだけお食べになる。
これは、まさに次回盗みに入るために、まだ青いトマトを残して置く、計画的犯行。
糞や嘔吐を山盛りにおいていく
せっかく何ヶ月もかけて大事に栽培したトマトを自分が食べる前に、ハクビシンに食べられたら悲しくなってしまいますよね?そして、律儀にトイレする場所を決めて山盛りにしていきます。
しかも一度場所を覚えると。味をしめてまたやってきます。
だからこそ次のハクビシン被害・・・いや。
計画的犯行を未然に防ぐ対策が必要なのです。
ハクビシン被害《3つの対策》
ハクビシンとても賢い動物です。簡易的な対策では、あまり効果がないといいます。しっかりと対応しないと、後々、農作物トマトが全滅なんてことありえます。また先程お話したように、何度も《盗み》に来るので、毎年被害が出てしまいます。なのでまずは、早めの対策が大事!
ハクビシン対策1《市区町村鳥獣駆除作戦》
皆さんのお住いの市区町村の鳥獣害の担当に連絡すると実は、駆除など対応してくれます。
市区町村へ連絡する場合、担当がどこなのか、「お住いの地域名」と「鳥獣害対策」とネットでも検索すれば大体、連絡先が出てくるかと思いますのでお試しください。
この駆除作戦は一体どのような流れで行われるかといいますと!
・市区町村へ被害の連絡、駆除の依頼
・市区町村がお住いの地域の駆除許可のある方と日程調整
・地域担当から連絡が来て、日程調整
・後日、駆除の立ち会いを行い、罠等で駆除。
おおよそこのような流れになります。
ここで頭の片隅に入れて置かなければいけないのが
対応駆除までの数日かかるかも
被害が出てからすぐに対策してもらいたいですよね?ですが市区町村対応ということもあるので土日祝日など挟むと結構時間がかかってしまったり、その後の地域担当との日程調整等があるので結構1週間以上かかってしまうことがあります。
僕の場合は、スムーズに進み、被害発生から罠設置まで4日ほどで完了しました。ですが
罠を仕掛けてくれない場合もある
地域によって違うかもしれませんが、僕の地域の場合まずは、地区町村の担当と、猟友会?の方による現場確認があり、その後被害場所の状況を踏まえて、まずは、「〇〇対策をしてください」「対策をしていてもそれでもまだ被害が出る場合罠設置をします。」とのことをいわれました。かんたんに言うと、
対策してソレでも食べられるなら罠を仕掛けましょうスタイル
的なことです。なので何も対策をしていない畑などは、すぐに駆除してもらえない可能性がるということです。ただ、僕の地域は、全部無料でやってもらえますし今回は、スピーディーに対応して頂いたので、本当に助かりました。
ハクビシン対策2《即業者に電話》
この写真は、《僕の農場で逮捕されたハクビシン》
2つ目のハクビシン対策。業者に頼む!ということです。なぜこの対策がいいのかというと、《業者は、仕事として駆除などを行なっているプロだからです。》数ある業者の中でも《24時間365日日本全国受付》している業者などもありますので、被害があればすぐに連絡出来るのも大きなメリットですね。
除菌消毒清掃もやってくれる
やはり、食害だけではなく糞の被害や、除菌作業などとなると、何が効果的な除菌方法なのか清掃方法なのかわからない、だからこそ除菌清掃もやってくれるプロに頼むのが安心できる
。
僕の場合は、対策1でなんとかすぐに対応していただいたので良かったですがGWなどハクビシンの被害が多い、大型連休なんか挟んでしまった場合、市区町村では、対応できかねる場合があるのでその際は、《24時間365日日本全国受付》のハクビシン駆除のプロに連絡出来るように準備しておいたほうが安心ですね。
こちらにリンク貼っときます⇓
ハクビシン対策3《電気柵ビリビリ作戦》
よくある対策で、『獣害ネットを畑の周りに張る』というのがあると思いますが、ただのネットだと、ハクビシンは、登って侵入してしまいます。侵入を許したら最後《被害》が出てしまいますのであまりおすすめしません。そこでおすすめなのが
ネット式の電気柵
電気柵も種類がありまして、ネット状に張り巡らせるものが良いです。ネット状でないと隙間から入って来てしまいます。なので電気柵を購入する際は、ネット形状のものを買いましょ!《ビリビリ》びっくりしてハクビシン盗みに入るのを諦めてくれます。これが自分で出来る良い対策です。ただ値段がお高いのがネックですが。。。。毎年使えます
ソーラー式で電源いらずの電気柵ネットもありますよ。
いかがでしたでしょうか?3つの対策でご自身に合う対策をとってみてくださいね。
またハクビシンは、匂いに敏感だそうで《匂い》鉄の匂いとか、軽油等の匂いとか狼の尿の匂いなんかも嫌い見たいです。
狼の尿売ってたのでリンク紹介しときます笑。⇓
とにかく被害がないのが一番ですね。ハクビシンは、手が器用なので、盗み食べるんではなくトマトの収獲を手伝ってくれたら本当は嬉しいんですけど笑。
今回は、以上になります。では!
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