ミニトマト栽培|トマト鉢上げタイミング『植え替え時期と方法』
鉢上げのタイミング植え替え時期
今回は、鉢上げのタイミング、植え替え時期と方法についてご紹介します。
種からトマトを栽培した方はセルトレイでの栽培がおすすめです。
もしこれから、種をまいてトマトを栽培したいと思っている方は、セルトレイでのたねまきの 記事を書いていますので、こちらを参考にしてみてください!⇓⇓
では鉢上げ、植え替えの本題に入っていきます。実際栽培を行うと思うのが、
鉢上げ、植え替えのタイミングっていつ?
って思いますよね。
なのでもうズバリ結果から先にお話しますと。
鉢上げのタイミングは?
本葉2〜2.5枚でトマト植え替え時期
ちょうどトップの画像と同じくらいの大きさの時期です。
なぜ植え替えを行うの?鉢上げの理由は?
トマトの苗を鉢上げする理由は、セルトレイで育苗し、
発芽した苗が徐々に大きく、根っこもはってきます。
根っこが張ってくると、セルトレイの容器の中では窮屈になり、
成長のさまたげになってしまいます。
人で例えるならば
子供が成長するにつれて足のサイズも大きくなってきますよね?活動も活発になり、
元気に外で遊ぶとおもいます。ですが、窮屈な靴を履いていたらどうでしょう?
痛くて、動きづらいですよね?
なので子供が活動しやすいように合った新しい靴を、新調して上げるこれが鉢上げです
では、次に鉢上げの方法を説明いたします。
トマト鉢上げの準備物
『苗半作』という言葉があるように
トマトの出来は、苗の良し悪しで、決まると言われるほど大切な、苗つくり。
この鉢上げからの管理がとても大切になってきます。
なのでしっかりとした準備物を揃えて行いましょう!
それでは、鉢上げを行う際の準備物をご説明致します!
・10.5センチポット
基本的には、10.5センチの黒いろのポットを使います。ポットに入れた土の温度も上がるので、おすすめです。品種ごとに、ポットの色分けするのもありですね!
ちなみに夏場の育苗の場合は、一回り小さい9センチポットを使うようにしましょう!
育苗用培土(土)
ここで紹介した『土太郎』は、農家も使う育苗用バイドです。ですが購入できない方もいるかと思いますので、ホームセンターで販売している『野菜育苗用培土』を使えばオッケイ。種類がたくさんあって分からない場合はホームセンターのスタッフさんに、
「トマトの苗を作りたいんだけど?野菜育苗用の土ありますか?」
と聞けば、いいものをチョイスしてくれるはずです!
とりあえず大事な準備物は以上です。!それでは、早速植え替える方法についてご説明します
トマト植え替える方法
1.土を入れる
まずは、10.5センチポットに土を入れます。
この際、上1センチほど残して土を入れてあげます。そしてここで、ポイント!
ギュー!と土を押し込まない
押し込んでしまうと、せっかくフカフカで根っこのはりやすい土が、固まってしまいます。
根張りを良くするためにも押さずに自然体の土をキープしましょう
2.穴を開ける
穴の深さですが、おおよそ目安として、人差し指の第二関節ほどの穴が空くといいです
(結論は、苗がきちんと入れば、おっけいということ)
3.苗を穴に入れる
穴を開けたら、その穴に苗をしっかり植えます。
(この写真で使っている苗は、状態が悪い苗です。この苗しか残ってなくて(泣))
4.苗を包み込むように土を寄せる。
この際、根っこがはみ出さないようにしっかりと植えます。
(写真のは、はみ出てますので悪い例です笑)ここでポイント。
土を寄せたら
トマトの苗が、自立するように、根本軽く『ぎゅっ!』
あくまでも軽く引き締めてやるような感覚で行ってください。
根っこを痛めてしまうと成長に影響が出てしまいます。
5.たっぷり水をかける。
植え替えが、終了したら、たっぷりと水をかけてあげましょう!
乾燥している土だと、浸透する時間がかかってしまう場合があります。
(土が水をはじいてしまう)
その場合は、
数分後にもう一度水をかけてあげると良いです!
これで、鉢上げ植え替え終了です。
このあとは、苗の管理を行わなければいけないですね。水のやり過ぎや、乾燥状態にならないように気をつけて行う必要があります。
次は鉢上げ後の管理について、ご説明します。
鉢上げ、植え替え後の管理の方法
鉢上げ後の管理のポイントは、3つあります。
この3つの基本をご紹介します
1.水管理
2.温度管理
3.お日様にあてる
1.鉢上げ後の水管理の方法
水管理は、苗の状態を決める大切な管理です。
植え替え直後の昼間は、水をできるだけ切らさないように心がけましょう
表面が乾いてきたら水をかけ
湿っていたらやらない。
これが大事。
そしてもう一つ
原則水やりは、遅くてお15時までそれ以降はかけない
基本夜に水分が、多く残っていると、苗が伸びすぎてしまったり、翌日もいつもどうりに水をかけてしまうと根腐れ等なってしまいます。
なので朝表面が乾いているくらいの水の量をかけるのが上手な水管理のコツです。
2.温度管理
温度管理もとっても大切。
植え替えたばかりの苗は、まだ赤ん坊と同じです。環境の変化に弱くすぐ萎れたり、枯れたりしてしまします。
なので鉢上げ後すぐの管理は、セルトレイで育苗した温度管理の延長と考えて管理する
必要があります。ではどのくらい管理温度管理が良いのかというと
日中23度 夜間15度
ピッタリこの温度で栽培する必要はありません。あくまでも目安とお考えください。
まだ夜間が寒い時期などは、ビニールで保温するなり、プランターで栽培している方は、
屋内に、入れて管理するのも良いです。
そして、定植(植え付け)に向けて成長とともに、夜間の温度を植える場所の環境に慣らすため
本葉4枚ころになっってきたら、夜間温度を12度程度まで下げていき、
定植1週間前になったら植え付ける場所の環境と同じ温度で管理してならしていきます。
定植は、本葉7枚が開いたころが目安です。
3.お日様にあてる
お日様はトマトにとって必要不可欠。これは苗の時期からも必要で、
お日様に当てないで栽培したトマトは
ひょろひょろ苗になる
そんな苗を作らないためにも、お日様に当てて沢山光合成をしてもらい
元気に育つようにしましょう!元気に育てば、水や、肥料の吸収が良くなり、
更に良い苗へと変わっていきます。けして日陰には置かないように!注意しましょう
おまけ
ちょっとおまけで
トマト葉っぱアントシアニン色素
写真のように葉先等に紫色の症状が出る場合があります。これは、
寒さによるモノ低音障害
苗を、育てているとどうしても寒さにあたってしまうときもあると思いますが、
そんなときに出る症状の一つです。
みなさんが、栽培をしていてこの症状が出た場合は、どうか慌てずに!
実は気にしなくて大丈夫。
あまりにも寒い環境が続き、この症状がトマトの芯のはっぱに出てくるようになると問題ですが、
基本的には、成長に指し使いありません。出ないのが一番理想ですが。
症状が出た場合は、「トマトくん寒んだね?大丈夫君なら耐えれる」と伝えてください。
*注意*
ただし外気温が5度以下になる場合は、ビニールや、屋内にしまってくださいに!
以上このポイントを3つきちんと守ればいい苗ができるはずです。
ぜひ定植に向けていい苗を目指しましょう!
いい苗に育ったら定植です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次は上手にトマトを育てるため袋栽培「定植」をご紹介しておきましょ!!
少しでも役に立ったら嬉しいです!
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